■ 債務整理の取り組み
「債務整理」に漠然とした不安を抱かれている方は少なくないでしょう。また、約束どおりに返済できないことに対する負い目を感じ、整理に踏み切れない方も多いことでしょう。返せる見込みがあり借りた(金融機関も貸した)わけですが、病気や事故に見舞われた方、会社の倒産などやむにやまれぬ事情で収入が激減した、子供の成長に伴う教育費の増加、給料が思ったように伸びなかったなどさまざまなケースがあります。どのような事情があろうとも返済できないことは肯定すべきことではありません。特に支出をコントロールできなかった方は大いに反省すべきです。
しかしながら、一度の不運、失敗に何十年も苦しめられ、やがて家族まで巻き込まれてしまうというのはあまりにも不釣合いな制裁ではないでしょうか。そのような状況から抜け出す法的な手段が債務整理です。わかりやすいところですと、高金利を設定している業者に対し金利の計算し直しを求め返済額を減らしたり、場合によっては払いすぎたお金を取り戻したりということを行います。
もちろん、ご自身で債務整理をする方法もありますが、あなたが交渉をする相手はプロですし、契約をした本人なのですから、非常に分が悪いことは言うまでもありません。債務整理をせずに、親族に泣きつき、とりあえず金融業者への返済を終えるという方もいるでしょう、残念ながら、この場合再び借金を抱えてしまうケースが多いのです。また一見、楽になりそうな特定の金融機関への「おまとめ」なども多くの場合にはさらなる深みにはまることになるのです。
出資法の改正による、いわゆるグレーゾーン撤廃は既に負債を抱えている方にとっては歓迎すべきことでしょうか?このまま待っていれば事態は好転するのでしょうか?答えは否です。優れた商品、法律であってもどなたにとっても都合の良いものばかりとは限らないのです。
我々は法律の知識と豊富な経験を用いて多面的にお客様の手助けをいたします。プロフェッショナルとしてあらゆる術を駆使し、どの方向に行ってよいのやらわからなくなってしまったお客様にそこから抜け出す道順を示してきたものと自負しております。お客様には既に整理を終えたご家族や知人から紹介を受けたという方も多くいらっしゃいます。これは我々の仕事への最高の評価であるとともに、さらに上を目指していくための大きな原動力ともなっております。
債務整理の際の司法書士は骨折をしたあなたのリハビリを担当するコーチのようなものとお考えください。一人では思うように進まないリハビリも専門家のアドバイスを受けることにより、くじけそうな気持ちを抑え、痛みを乗り越え、健康な体を取り戻すことができるのです。
当事務所では司法書士本職がお客様ご本人とお話をさせていただいております。最良の結果を出すためには非常に重要な面談となります。E-mail、電話、郵便などでも事務手続きは可能ですが、私自身でお客様の正確な状況、ご意思をお伺いして判断をいたしたいと考えております。当事務所への質問、面接のご予約は電話またはe-mailにて承っております。お気軽にご連絡ください。
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